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稔工務店の住宅性能をご紹介<②寺社仏閣に使われる工法を使用>

こんにちは!稔工務店です。
稔工務店は、京都宇治市槙島を拠点に「何十年経っても安心して暮らせる、丈夫な住まい」を提供している工務店です。

今回のブログでは、私たちの家づくりと題し、稔工務店の住宅性能について齋藤 祐司社長にインタビューしました!

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齋藤 祐司
1985年9月10生まれ。高校卒業後、尊敬できる親方のもと大工としての経験を積み、2019年に株式会社稔工務店を創業。代表取締役に就任し現在に至る。社長業の傍らで自ら現場に立つ、現役大工さん。(保有資格:二級建築士)

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ーー前回に引き続き、稔工務店の「住宅性能」についてインタビューしていきます。前回お話しされていた「込み栓」について特徴をお聞きしてもいいですか?

稔工務店では、伝統的な工法である「込み栓」を使って家づくりを行っています。

込み栓は純和風の木造建築物に使用されていて、世界最古の木造建築「法隆寺・五重塔」にも使われている工法なんです。

ーー「込み栓」…家づくりではあまり聞かない言葉かもしれませんね。

そうですね。通常は構造金物を使用して家づくりを行っているので、
「初めて聞く」という方も多いと思います。

ーーどうして「込み栓」を家づくりの標準仕様に?

「耐震性の高さ」と「建築費用が抑えられる」というメリットがあり、込み栓を標準仕様にしています。

実は、木と木が組み合わさると互いに引きつけあう効果を発揮するので、
「引き抜きの力」に強い建物が完成するんです。
現に、世界最古の木造建築の「法隆寺・五重塔」が今もなお存在することから
込み栓の耐震性の高さは証明されています。

それに構造金物の代わりに木材を使うので、構造金物の費用を削減できます。
耐震性の高さとコストカットが削減できるというまさに一石二鳥な方法なんです!

ーーそれならどうして他の会社では「込み栓」を採用しないんですか?

それは会社によって意見が異なると思うので断言できませんが、
多くの理由は「込み栓で家を建てられる大工さんがいない」ということかなと思います。

込み栓は寺社仏閣で使用される工法なので、
一般住宅を専門に仕事をしている大工さんはまず知らないと思います。

私はもともと宮大工(神社や仏閣といった歴史的建造物の建築や修繕をする大工)出身なので、
込み栓の工法は熟知しています。
特殊なやり方だからこそ、施工のポイントを理解した人でないと再現できない工法なんですよね。

ーーなるほど。だからこそ稔工務店の強みなんですね。

そうなんです。以前ご依頼いただいたお客さまからに
「稔工務店に依頼した決め手はなんですか?」とお聞きしたところ
「社長が宮大工出身だから安心して施工を任せられる」とお答えいただいたことがありました。

一般住宅だけでなく、幅広い建物を手がけてきたからこそ、
さまざまな方法を使ってお客さまの理想の住まいをカタチにできるところが強みです。

「職人として腕を磨きたい」「さまざまな物件を通してスキルアップしたい」
そんな方にご応募いただけるとうれしいですね!

<続きは「後編」で!お楽しみに^^>

稔工務店では現在、大工・営業・施工管理の3職種を募集しております。
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